見逃されやすい“骨膜損傷”とは?

2025/07/18

こんにちは、東金市のたんぽぽ整骨院です。 打撲や捻挫のあと、「骨は折れていないと言われたけど、なかなか痛みが引かない…」ということはありませんか? その原因の一つとして考えられるのが、**“骨膜損傷(こつまくそんしょう)”**です。 骨膜とは? 骨膜とは、骨の表面を覆っている薄い膜のことで、神経や血管が豊富に集まっています。 実はこの骨膜、非常に痛みに敏感で、小さなダメージでも強い痛みを感じやすいのが特徴です。 骨膜損傷が起こる場面 骨膜は、直接的な衝撃や、ねじるような力が加わった際に損傷しやすくなります。 例えば… ボールが当たった打撲 足を強くひねった捻挫 転倒による骨への衝撃 など レントゲンでは異常が見つからないことが多く、「骨には異常ありません」と言われても痛みが長く残るケースがこれに当たります。 骨膜損傷の特徴的な症状 押すとピンポイントで強い痛みがある 腫れや内出血が出ることもある 動き始めや動作のときにズキっと痛む ケガから数週間経ってもなかなか痛みが取れない このような症状がある場合、骨膜の損傷を疑う必要があります。 ケアと回復のポイント 骨膜損傷は、骨折のような固定を必要としない場合もありますが、適切な処置や安静、リハビリがとても重要です。 初期は「PEACE&LOVE」に沿った対応を行い、炎症を抑えつつ、回復段階では軽い運動や血流改善も取り入れていきます。 当院では、超音波や手技療法、末梢神経へのアプローチを組み合わせ、自然治癒力を最大限に引き出すケアを行っています。 まとめ 骨には異常がないのに痛みが続いている…そんなときは、骨膜損傷を見落とさないことが大切です。 早めの対応で、痛みの長期化や慢性化を防ぎましょう! 気になる症状があれば、たんぽぽ整骨院へお気軽にご相談ください。