スポーツ時の熱中症予防とパフォーマンス低下のサイン

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2025/08/18

こんにちは、たんぽぽ整骨院です。 夏場や気温の高い日はもちろん、梅雨明けや急に暑くなる時期には、スポーツ中の「熱中症」に特に注意が必要です。整骨院での臨床でも、運動中に体調を崩したりパフォーマンスが落ちるサインを見逃してしまったケースを耳にすることがあります。今回は熱中症予防と、早めに気づくためのサインについてお話します。 熱中症が起こる仕組み 熱中症は「体温調節機能が追いつかない状態」で起こります。汗による水分・塩分の喪失、環境の暑さ、運動による発熱が重なると、体がオーバーヒートし、めまいや吐き気、筋肉のけいれん、意識障害へと進む危険があります。 パフォーマンス低下のサイン 実は熱中症の前段階では「体のパフォーマンス低下」として現れることが多いのです。 足が重く動きが鈍くなる 集中力が途切れやすくなる いつも通りのフォームが維持できない やたらとミスが増える こうした小さな変化は、体が「これ以上無理できない」と発しているサインです。見逃さずに休憩をとることが大切です。 熱中症予防のポイント こまめな水分・電解質補給  喉が渇く前に少しずつ飲むことが重要です。水だけでなく、ナトリウムを含むスポーツドリンクを活用しましょう。 体温調整  帽子や冷却グッズを使い、首や脇を冷やすと効率的に体温を下げられます。 練習環境の工夫  直射日光を避け、風通しの良い環境で行いましょう。休憩時間を定期的に確保することも必須です。 日常生活での準備  睡眠不足や栄養不足は熱中症リスクを高めます。特に前日のコンディション作りが大切です。 まとめ スポーツの現場では「根性で乗り切る」という考え方が残っていますが、熱中症は軽視できない命に関わる問題です。パフォーマンス低下の小さなサインを見逃さず、早めの休息・水分補給を徹底することが、ケガや体調不良の予防にもつながります。 たんぽぽ整骨院では、スポーツに励む方のコンディショニングやケガ予防のサポートも行っています。夏の暑さに負けず、安全にスポーツを楽しみましょう。