2025/11/02
こんにちは。東金市のたんぽぽ整骨院です。 日常の立ち姿を思い出してみてください。気づけば、いつも同じ足に体重をかけていませんか? 「楽な姿勢」と思っていても、その“片足重心”が、実は身体の歪みや痛みを引き起こす大きな要因になるのです。 ● 片足重心がもたらす身体の変化 人は本来、左右の足でバランスよく体重を支えることで、骨盤や背骨、筋肉に均等な負荷がかかるようにできています。 しかし、どちらか一方の足に重心をかけるクセが続くと、骨盤が傾き、背骨のカーブにも左右差が生まれます。 その結果、 腰や股関節の痛み 肩の高さの違い 膝・足首のねじれ など、全身に歪みが波及していきます。 特に多いのは、骨盤が片方に下がることで反対側の腰や背中が張り、慢性的な腰痛に発展するケースです。 ● なぜ“クセ”が抜けにくいのか 片足重心は、無意識のうちに「使いやすい側」「安定しやすい側」に体が偏っている状態です。 これは筋肉のバランスや足のアーチ、股関節の可動性などが関係しています。 たとえば、片側の股関節が硬いと、反対側の足で立つクセがつき、骨盤のねじれが固定されやすくなります。 この“無意識の偏り”が、姿勢の歪みを慢性化させてしまうのです。 ● 放っておくとどうなる? 片足重心の状態が続くと、身体は「傾いたままでもバランスを取ろう」として、筋肉や関節が余分な働きを強いられます。 結果として、 肩こりや首の痛み 片側だけの腰痛 膝や足首の痛み 猫背や反り腰の悪化 といったトラブルにつながります。 一見、局所の痛みに見えても、原因は“全身のバランス”にあるケースが多いのです。 ● 改善のポイント 片足重心を改善するためには、まず「自分の重心のクセ」を知ることが大切です。 鏡の前で立って、肩や骨盤の高さ、つま先の向きをチェックしてみましょう。 たんぽぽ整骨院では、 骨盤・背骨のバランス評価 足のアーチや股関節の可動チェック ファシア(筋膜)を通じた全身の連動改善 正しい立ち方・歩き方の指導 などを行い、根本的なバランス回復をサポートしています。 ● まとめ 片足重心は、日常動作の“ちょっとしたクセ”から始まります。 しかし、それが積み重なると、全身の歪みや痛みを引き起こす原因に。 左右のバランスを整えることは、健康的な姿勢と快適な動作への第一歩です。 「いつも同じ足に体重をかけているかも…」と思った方は、ぜひ一度たんぽぽ整骨院へご相談ください。