ジャンプ競技で多い膝・足のケガと股関節の関係

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2025/12/27

バレーボールやバスケットボール、陸上競技など、 ジャンプ動作が多い競技では 膝や足首のケガが起こりやすい傾向があります。 捻挫、膝の痛み、疲労骨折…。 これらは「使いすぎ」や「着地の問題」と言われがちですが、 実は股関節の働きが大きく関係しています。 ジャンプ動作は、 ・踏み切り ・空中姿勢 ・着地 の連続です。 この中で重要な役割を担うのが股関節です。 股関節は本来、 衝撃を吸収し、力を分散させるクッションの役割を果たします。 しかし、股関節の動きが硬い、または左右差があると、 その分の負担が膝や足首に集中します。 特に着地の場面では、 股関節がうまく使えないと、 膝が内側に入ったり、足首が不安定になりやすく、 ケガのリスクが一気に高まります。 また、ジャンプ競技では 瞬時の判断と反応が求められます。 この時、神経の働きが乱れていると、 体の連動が遅れ、着地時のブレーキが間に合いません。 「膝ばかり痛める」 「足首を何度もひねる」 という選手は、 膝や足だけでなく、股関節や体幹の使い方を見直す必要があります。 当院では、 股関節・骨盤・足部、そして神経バランスを評価し、 ジャンプ動作でも体に負担が集中しにくい状態を整えます。 膝や足のケガは、 体全体からのサインであることが少なくありません。