2026/02/06
「真面目にリハビリをしているのに、なぜか痛みが増えた」 「動かすほど調子が悪くなる」 東金市でも、こうした声は少なくありません。一方で、同じようにリハビリをしていても、順調に回復する人がいるのも事実です。この違いは、体の強さや根性ではなく、回復の進め方にあります。 リハビリで良くなる人に共通しているのは、体が「安全だ」と感じられている状態で運動を行っていることです。痛みが落ち着き、呼吸や姿勢が安定し、神経の警戒がある程度解除されてから動いています。この段階では、運動刺激は回復の材料として使われ、体は素直に変化します。 一方、悪化してしまう人は、体がまだ警戒している段階で運動量や負荷を上げてしまうケースが多く見られます。「動かさないと固まる」「サボると治らない」と思い、痛みや違和感を我慢して続けてしまうのです。すると脳は「危険が続いている」と判断し、防御反応として痛みや緊張を強めてしまいます。 また、良くなる人は「できない動き」より「できる動き」に目を向けています。痛みが出ない範囲を大切にし、体が受け入れられる動きを少しずつ増やしていきます。逆に悪化する人は、正しさや回数に意識が向きすぎて、体の反応を置き去りにしてしまいがちです。 もう一つ大きな違いは、リハビリを「治す作業」と捉えているかどうかです。良くなる人は、リハビリを体に安心を教える時間として使っています。その結果、神経の警戒が自然と下がり、痛みが減っていきます。 リハビリは、頑張った人が勝つものではありません。体が安心できる順番を守れた人が、結果的に回復していきます。 東金市で、リハビリを続けているのに調子が悪い方は、方法が間違っているのではなく、今の段階に合っていないだけかもしれません。体の声を無視しないことが、回復への一番の近道です。