放置は危険?マレットフィンガー(槌指)の原因と整骨院での対処法

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2025/06/13

こんにちは、東金市のたんぽぽ整骨院です。 前回のブログでは「突き指」についてご紹介しましたが、その中でも注意が必要なのが「マレットフィンガー(槌指)」です。軽いケガと思って放っておくと、指が曲がったまま伸びなくなることも。今回は、マレットフィンガーの原因や特徴、整骨院での対処法について解説します。 マレットフィンガーとは? マレットフィンガーとは、指の先端(DIP関節)が自力で伸ばせなくなる状態のことを指します。よくある原因は、野球やバスケットボールなどでボールが指先にぶつかった際に、指の伸筋腱が断裂したり、骨が剥離骨折を起こすことによって発生します。 特に中指や薬指に多く見られ、受傷直後は痛みよりも「指が曲がって戻らない」という状態に気づくことが多いです。 応急処置と注意点 マレットフィンガーが疑われる場合、無理に指を曲げたり伸ばしたりしないことが重要です。軽い突き指と思ってマッサージをしてしまうと、状態を悪化させてしまう可能性があります。 早めに整骨院や整形外科を受診し、状態を正しく把握したうえで固定処置を受けましょう。 整骨院での対応 当院では、マレットフィンガーが疑われる場合、状態を詳細に確認したうえで必要に応じて医療機関への紹介も行います。整骨院での主な対応は以下の通りです。 専用スプリントでの固定(6〜8週間) 固定中の周辺関節のケア 固定解除後の可動域トレーニングとリハビリ 手指全体のバランス調整と日常動作のサポート 早期対応と正しい固定で、多くのケースで機能を取り戻すことが可能です。 まとめ マレットフィンガーは一見軽い突き指のように見えますが、適切な処置をしなければ指が変形したままになってしまう恐れがあります。放置せず、できるだけ早く専門機関にご相談ください。 指先の違和感や曲がったまま戻らないなどの症状がある場合は、東金市のたんぽぽ整骨院までお気軽にご相談ください。