姿勢不良による股関節の不調と改善エクササイズ

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2025/08/15

股関節は、上半身と下半身をつなぐ大切な関節です。日常生活の中で長時間のデスクワークやスマホの使用、立ちっぱなしの姿勢などが続くと、知らず知らずのうちに姿勢が崩れ、股関節に負担がかかります。特に猫背や骨盤の傾きは、股関節周囲の筋肉や靭帯を緊張させ、痛みや動きの悪さを引き起こす原因となります。 なぜ姿勢不良が股関節に悪影響を与えるのか 股関節は球状の関節で、広い可動域を持ちます。しかし、骨盤が前傾・後傾したまま固まると、関節の動きが制限され、本来スムーズに行える歩行やしゃがみ動作がぎこちなくなります。また、周囲の筋肉(腸腰筋・大腿四頭筋・ハムストリングス・臀筋など)のバランスが崩れ、慢性的な張りやだるさが起きやすくなります。 よく見られる症状 股関節の前面や側面の痛み 歩き始めや立ち上がり時の違和感 可動域が狭くなる(開脚や足を後ろに引きにくい) 腰痛や膝痛を併発することも 改善のためのポイント 股関節の不調を予防・改善するには、 骨盤と股関節の正しい位置関係を取り戻すこと 硬くなった筋肉を緩めること 弱くなった筋肉を鍛えること が重要です。 自宅でできる簡単エクササイズ 股関節ストレッチ(腸腰筋)  片膝立ちになり、後ろ脚の股関節を前に押し出すようにストレッチ。20秒×左右2セット。 お尻歩き  床に座り、足を前に伸ばして左右交互にお尻で前後に進む運動。骨盤の可動域改善に有効。 ブリッジ運動  仰向けで膝を立て、腰をゆっくり持ち上げて5秒キープ。お尻と太もも裏の筋肉を強化。 整骨院でできるサポート セルフケアだけで改善しきれない場合、整骨院での骨盤矯正や股関節モビリゼーション、筋膜リリースを組み合わせることで、関節の動きをスムーズにし、日常生活での負担を軽減できます。 まとめ 姿勢不良は、股関節の動きを妨げ、痛みや不調を招きます。早めのケアと正しいエクササイズで、股関節の健康を守りましょう。当院では、あなたの姿勢や動作をチェックし、最適な施術と運動を提案しています。