2025/08/11
こんにちは。東金市のたんぽぽ整骨院です。 今回は、肩や腕の痛み・しびれの原因となる「胸郭出口症候群」についてお話しします。 胸郭出口症候群とは? 胸郭出口症候群は、首から腕に向かう神経や血管が、鎖骨周辺の「胸郭出口」と呼ばれる通り道で圧迫されることで起こる症状です。 特に、肩や腕の筋肉の緊張や姿勢の乱れによってスペースが狭まり、神経や血流が妨げられることがあります。 手のしびれが出る理由 胸郭出口で神経が圧迫されると、その先につながる腕や手にしびれや痛みが広がります。 しびれは小指側に出ることが多く、腕のだるさや力の入りにくさ、冷感を伴う場合もあります。 長時間のデスクワークやスマホ操作、重い荷物を肩にかける習慣などが誘因になります。 こんな症状は要注意 首から肩、腕にかけてのしびれやだるさ 腕を上げると症状が悪化する 握力低下や手先の細かい動作がしにくい 肩や鎖骨周囲のこわばり 対処と予防のポイント 胸郭出口症候群の症状が出たら、まずは原因動作を控えることが大切です。 炎症期や急性期には「PEACE & LOVE」の原則に基づき、安静と適度な循環促進を行います。 予防のためには、 胸を開くストレッチ 首・肩・背中の筋肉の柔軟性向上 猫背改善やデスク環境の見直し が有効です。 当院でのサポート たんぽぽ整骨院では、姿勢評価や可動域検査をもとに、 神経や血流の通り道を広げる手技療法 肩甲骨・胸椎の可動域改善 姿勢指導とセルフストレッチの提案 を行い、症状の軽減と再発予防をサポートします。 手のしびれは放置すると日常生活に大きな支障をきたすことがあります。 「最近腕がだるい」「小指側がしびれる」という方は、早めにご相談ください。