2025/11/16
おはようございます、東金市のたんぽぽ整骨院です。 「朝起きると腰が痛い」「寝ているはずなのに疲れが取れない」そんなお悩みはありませんか? 実はこの“朝の腰痛”、単なる寝違えや筋疲労だけでなく 寝姿勢と自律神経の働き が深く関わっていることがあります。 朝の腰痛で多いのが、反り腰のまま寝てしまっているケース。 仰向けで腰が浮いた状態だと、夜間ずっと腰の筋肉に負担がかかり、起床時に痛みが出やすくなります。 また横向きで足を伸ばしすぎたり、うつ伏せで首を片側に向け続ける姿勢は、腰椎や骨盤のねじれを引き起こします。 さらに見落とされがちなのが 自律神経の影響。 睡眠中は本来、副交感神経が優位になり、筋肉がゆるんで回復する時間ですが、ストレスや浅い呼吸によって交感神経が高いまま眠ると、筋肉が緊張状態となり、朝に痛みやこわばりが強く出ます。 機能神経学的には、呼吸の浅さと横隔膜の硬さは迷走神経の働きを乱し、姿勢保持筋の過緊張につながると言われています。 では、どうすれば朝の腰痛を減らせるのでしょうか? 1. 寝る前に軽く呼吸リセット 仰向けで膝を立て、鼻からゆっくり吸ってお腹を膨らませ、口から細く吐く。 横隔膜が緩み、副交感神経が優位になりやすくなります。 2. 腰を反りにくくする寝姿勢づくり 仰向けの場合は膝下にクッションを入れ、腰の反りを減らします。 横向きの場合は膝の間にクッションを挟むことで骨盤のねじれを防げます。 3. 朝、布団の中で“起き上がる前ストレッチ” 急に起きると腰に負担がかかるため、 背伸び→膝を胸へ軽く引き寄せる→横向きになって起きる この流れが腰への負担を大幅に減らします。 当院でも、朝の腰痛で来院される方の多くが「呼吸の浅さ」「寝姿勢のクセ」「自律神経の乱れ」のいずれか、もしくは複合した問題を抱えています。 逆に言えば、ここを整えることで朝の痛みが改善し、1日のスタートがぐっと楽になります。 毎朝の腰痛が続く方は、日中の姿勢だけでなく“夜の過ごし方”にも目を向けてみてくださいね。 気になる方は、たんぽぽ整骨院までお気軽にご相談ください。