2025/11/30
「デスクワークが続くと肩こりがひどい」「ストレッチをしてもすぐ首や腰が張ってくる」 ——そんな方に意外と多い原因が “内臓疲労” です。 筋肉のコリは、筋肉そのものだけが悪いとは限りません。 実は、体の内側で起きている不調が姿勢を崩し、結果としてコリや痛みを生み出しているケースが非常に多いのです。 ◆ なぜ内臓の不調が姿勢に影響するのか? ― 3つのメカニズム ① 内臓の緊張は姿勢筋の緊張に連動する(内臓ー体性反射) 内臓にストレスがかかると、その情報は脊髄を通って体の表面の筋肉にも反射的に緊張を生みます。 たとえば—— 胃が疲れる → 左胸〜背中が張る 肝臓が疲れる → 右肩〜肩甲骨が硬くなる 腸が疲れる → 腰部・骨盤まわりがガチガチになる こういった “内臓からくるコリ” はマッサージだけでは取れません。 ② 自律神経の乱れが姿勢制御を低下させる 内臓疲労=自律神経の働きが落ちている状態。 自律神経が乱れると、姿勢を微調整する“抗重力筋”が上手く働かなくなり、次のような崩れが起こります。 腰を反りすぎる 肩がすくむ 猫背が進む 深い呼吸ができなくなる 姿勢が崩れると、同じ姿勢でも筋肉に無駄な負担がかかり、慢性的なコリへとつながります。 ③ 呼吸が浅くなり、胸郭が硬くなる 内臓疲労が溜まると横隔膜の動きが低下し、呼吸が浅くなります。 すると胸郭(肋骨まわり)が動かなくなり、肩・首・背中の筋肉が呼吸を補うために過緊張します。 特に多いのが—— デスクワーカー ストレスが多い方 寝不足気味の方 この「呼吸の浅さ」は、コリの根本原因となるケースが非常に多いです。 ◆ 当院のアプローチ:内臓疲労×姿勢×神経バランスを同時に改善 当院では、単に筋肉を緩めるだけではなく 「内臓 → 姿勢 → 中枢神経」 という順序で調整し、全身の機能を整えます。 ① 末梢からの神経調整(足根骨モビリゼーション) 内臓疲労で乱れた神経バランスを、固有受容器から整え、自律神経の過緊張を鎮めます。 ② 姿勢の崩れを矯正(トムソンテクニック・胸椎のドロップ矯正) 内臓疲労で硬くなった胸椎や骨盤を調整し、“呼吸しやすい姿勢”を作ります。 ③ 中枢神経のリセット(C2プレッシャー刺激) 脳幹の働きを回復させ、全身の筋緊張・自律神経のバランスを整えます。 ④ 内臓の負担を下げるアドバイス 食事のリズム 胸郭を広げる呼吸法 東洋医学タイプ別のセルフケア なども丁寧にサポートします。 ◆ まとめ 「内臓の疲れ」は ✔ 姿勢を崩す ✔ 呼吸を浅くする ✔ 自律神経を乱す ✔ 筋肉のコリをつくる という“見えない原因”になります。 慢性的な肩こり・首痛・腰痛が取れない方ほど、内臓疲労のケアが鍵になります。 「筋肉をほぐしても戻ってしまう」という方は、一度当院にご相談ください。