腱鞘炎を悪化させない日常生活での工夫

2025/08/09

こんにちは。東金市のたんぽぽ整骨院です。 今回は、手首や指に痛みを引き起こす「腱鞘炎」を悪化させないための、日常生活での工夫についてお話しします。 腱鞘炎とは? 腱鞘炎は、腱(筋肉と骨をつなぐひも状の組織)が通る「腱鞘」というトンネル状の組織が炎症を起こし、痛みや動かしにくさが出る状態です。 特に手首や親指の付け根に多く、スマホやパソコン作業、育児や料理などの繰り返し動作が原因になることがあります。 悪化させないための生活工夫 1. 使いすぎを防ぐ 痛みが出ている手や指はできるだけ休ませましょう。無理に動かし続けると炎症が長引きます。可能なら家事や作業を分担し、負担を軽減します。 2. 冷却と温熱の使い分け 炎症が強く、熱感や腫れがあるときは冷やします。長引いて硬さが残る場合は温めて血流を促進しましょう。 3. 動作の工夫 重い物は片手で持たず両手で持つ、指先ではなく手のひら全体で支える、親指を使いすぎないなど、動作の見直しが大切です。 4. サポーターやテーピングの活用 手首や親指の動きを制限し、負担を減らすために有効です。ただし長時間の固定は筋力低下を招くため、使い方は専門家に相談しましょう。 当院でのサポート たんぽぽ整骨院では、腱鞘炎の症状や生活習慣に合わせて、 手首・指の可動域や筋バランスの評価 炎症期の適切な処置(PEACE & LOVEの原則に基づく) テーピングやサポーターの選び方・使い方指導 再発を防ぐストレッチや姿勢改善指導 などを行っています。 腱鞘炎は「使わないのが一番」とはいえ、完全に手を休めるのは難しいものです。 だからこそ、日常生活でのちょっとした工夫と、早めのケアが回復の近道になります。 手首や指の違和感が続く方は、お早めにご相談ください。