2025/10/19
こんにちは、たんぽぽ整骨院です。 「季節の変わり目になると、体がだるい」「頭痛や肩こりが増える」「眠りが浅い」――そんな声をよく耳にします。 実は、こうした不調には“気候の変化”に伴う体内バランスの乱れが深く関係しています。今回は、その理由と整え方を解説します。 ■ 気温・気圧の変化が自律神経を乱す 季節の変わり目には、朝晩の寒暖差や気圧の変動が大きくなります。 人間の体は、体温や血流を一定に保つために自律神経が働いていますが、変化が急すぎるとその調整が追いつかなくなります。 その結果、 ・頭痛やめまい ・倦怠感 ・肩こりや腰痛の悪化 ・寝つきの悪さ など、さまざまな不調が現れるのです。 とくに、低気圧が続くと副交感神経が優位になり、血管が拡張。体が重く感じたり、関節痛が出やすくなります。 ■ 筋肉や関節も影響を受ける 気温の低下や気圧の変化により、筋肉や関節も硬くなりやすくなります。 この状態で無理な動きをすると、ぎっくり腰や寝違えなどの急性症状につながることもあります。 季節の変わり目は、身体のセンサー(固有受容器)の反応が鈍くなりやすい時期でもあり、姿勢のバランスが崩れやすくなるのです。 当院では、この神経バランスを整えるために、足根骨のモビリゼーションや骨盤・頸椎の矯正など、「末梢から中枢への神経調整」を行っています。 これにより、筋肉だけでなく、神経系から全身の機能を整えていきます。 ■ 日常生活でのケアのポイント ① 深呼吸を意識する 浅い呼吸は自律神経を乱す原因になります。ゆっくりと腹式呼吸を行い、体内のリズムを整えましょう。 ② 軽い運動を取り入れる ウォーキングやストレッチで血流を促し、体温調整機能をサポートします。 ③ お風呂でリラックス ぬるめ(38〜40℃)のお湯にゆっくり浸かることで、副交感神経が働きやすくなります。 ④ 体の声を無視しない 「なんとなく重い」「冷えやすい」などの小さなサインは、身体のバランスが崩れ始めている合図です。早めのケアが大切です。 ■ まとめ 季節の変わり目に感じる不調は、単なる「気のせい」ではなく、体が環境の変化に適応しようとするサインです。 自律神経の乱れや筋肉の緊張を放っておくと、慢性的な肩こり・腰痛・頭痛へとつながることもあります。 たんぽぽ整骨院では、神経・姿勢・呼吸のバランスを整えることで、季節の変わり目にも負けない体づくりをサポートしています。 「最近なんとなく調子が悪い」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。