「なんとなく不調」は神経バランスの乱れ?〜体のサインを見逃さない〜

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2025/11/05

こんにちは。東金市のたんぽぽ整骨院です。 「病院で検査しても異常がないのに、体がだるい」「朝からなんとなく調子が出ない」「肩や腰が重い」──そんな“なんとなく不調”を感じていませんか? 実はこの状態、神経バランスの乱れが関係していることが多いのです。 ● 神経バランスとは? 私たちの体は「自律神経」と「体性神経」によって細かくコントロールされています。 自律神経は、心拍・呼吸・消化・体温調節などを自動で調整し、体性神経は筋肉や関節の動きを支配しています。 この2つは密接に連携しており、どちらかが乱れると全身の機能が低下してしまいます。 たとえば、ストレスや睡眠不足、長時間のデスクワークなどが続くと、交感神経が過剰に優位になります。 すると血流が悪くなり、筋肉が緊張し、疲労感や頭痛、肩こりなどの“なんとなく不調”が現れます。 ● 「神経バランスの乱れ」が起こる背景 神経の働きは、体のさまざまな感覚情報によって調整されています。 その中でも重要なのが「固有受容器(こゆうじゅようき)」と呼ばれるセンサー。 これは筋肉や関節、足裏などに存在し、体の位置や動きを脳へ伝える役割を持っています。 このセンサーが偏って働くと、脳が体の状態を正確に把握できず、姿勢や筋緊張のコントロールが乱れます。 結果として、「姿勢の歪み」「片側の筋肉の張り」「慢性的な疲れ」などが出てくるのです。 機能神経学的に見ると、このような状態は「末梢からの情報入力のアンバランス」によって起こります。 つまり、体の使い方や感覚の偏りが、神経の働きの偏りを生み、不調へとつながるのです。 ● 体からのサインを見逃さないために 神経バランスの乱れは、初期段階では痛みとして現れにくいのが特徴です。 しかし次のようなサインが見られたら、体が「助けて」と言っているサインかもしれません。 朝起きても疲れが取れない 頭がぼーっとする、集中できない 体が重く、やる気が出ない 肩・首のコリが左右どちらかに偏る 呼吸が浅く感じる これらは、神経がうまくリセットできていない可能性を示しています。 ● 当院のアプローチ たんぽぽ整骨院では、神経バランスを整えるために、 足根骨のモビリゼーションで固有受容器を刺激 トムソンテクニックによる骨盤・頸椎・後頭骨の調整 胸椎のサブラクセーションへのドロップ矯正 C2へのプレッシャー刺激による中枢リセット という流れで、末梢から中枢へ神経機能を整える施術を行っています。 これにより、体の感覚情報が正しく脳へ伝わり、自律神経や筋骨格のバランスが回復していきます。 ● まとめ 「なんとなく不調」は決して気のせいではありません。 体は常にバランスを取りながら働いており、その微妙なズレが不調という形でサインを出しているのです。 早めに整えることで、慢性化を防ぎ、毎日を軽やかに過ごせるようになります。 少しでも「最近、調子が出ないな」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。