肉離れの回復が遅い人の特徴と、整骨院でできる早期復帰サポート

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2025/11/21

おはようございます、たんぽぽ整骨院です。 スポーツ中のダッシュやジャンプ、日常生活の急な動作で起こりやすい 肉離れ(筋損傷)。 「治りが遅い」「運動に戻るのが怖い」と相談されることが非常に多いケガです。 実は、肉離れの回復スピードには いくつか共通する“遅くなる原因” が存在します。 ■ 肉離れの回復が遅い人に共通する特徴 ① 損傷部位だけを気にしてしまう 肉離れは筋肉そのものの損傷ですが、 背景には 関節の硬さ・神経の反応・姿勢の崩れ が関係しています。 痛みのある部分だけをケアしても、再生のスイッチが入りにくいのです。 ② 固有受容器が回復していない 筋肉には、伸び縮みを感知するセンサー(固有受容器)が存在します。 筋損傷後、このセンサーの反応が鈍くなると 伸びる感覚がわからない 急な力に対応できない 再発する恐怖心が残る という悪循環が起こります。 ③ 骨盤や体幹のバランスが崩れたまま 足の筋肉を使う動作は、骨盤・胸椎・体幹の連動が必須です。 これが崩れたままだと、患部にストレスが集中し、回復が遅れます。 ④ 適切な段階で負荷をかけていない 痛みが引くまで完全に休んでしまうと、 筋肉の再生が進まず、柔軟性も落ちてしまいます。 “適切な負荷” をタイミングよく入れることが重要です。 ■ 当院が行う「早期復帰を叶えるサポート」 ● ① 神経バランスの評価 股関節開排テストや肩の挙上テストを用いて、 身体の左右差や神経の過緊張をチェックします。 筋損傷の背景には 神経反射のアンバランス が潜んでいることが多いためです。 ● ② 足根骨のモビリゼーションで固有受容器を活性化 神経が亢進している側の足根骨を調整し、 身体の位置情報を脳に正しく伝える“センサー機能”を回復 させます。 これが動きの安定性と再発予防の大きな鍵になります。 ● ③ トムソンテクニックで姿勢と連動を整える 骨盤・胸椎・頸椎までを安全に調整し、 筋肉に負担が集中しない身体の使い方へ導きます。 ● ④ 中枢神経のリセット(C2へのプレッシャー) 回復しやすい神経状態を作るため、 姿勢制御に関わる中枢系へアプローチ。 痛みの戻りが出にくくなります。 ● ⑤ 段階的なリハビリと再発予防トレーニング 軽い収縮 → 伸張性トレーニング 片足バランス 走るためのフォーム調整 適切な負荷を段階的に入れることで、安全に競技復帰へ導きます。 ■ まとめ 肉離れは「時間が経てば治る」と思われがちですが、 実際は 神経・姿勢・固有受容器の回復 が整わないと、再発リスクが高いケガです。 たんぽぽ整骨院では、 “末梢 → 姿勢 → 中枢” という機能神経学に基づいた流れで、 痛みの改善から競技復帰までしっかりサポートいたします。 「治りが遅い」「動くのが怖い」という方は、ぜひご相談ください。 正しいステップを踏めば、肉離れはもっと早く、そして安全に回復できます。