2025/12/10
こんにちは、たんぽぽ整骨院です。 季節の変わり目になると、 「急にぎっくり腰になった」「朝起きたら首が回らない」 というご相談が一気に増えます。 実は、ぎっくり腰と寝違えには“共通点”があり、 どちらも 神経バランスの乱れ が深く関わっています。 ■ 気温差は自律神経に大きな負担をかける 季節の変わり目は、寒暖差・気圧の変化が激しい時期。 これらは自律神経にストレスをかけ、身体を“緊張モード”にします。 ● 呼吸が浅くなる ● 夜に疲れが取れない ● 首や背中が張りやすい ● 足の冷え・むくみが出る こうした状態が続くと、身体の“センサー”である 固有受容器(位置情報システム) が誤作動を起こし、 関節の動きがスムーズにいかなくなります。 この「動きのズレ」が限界に達したとき、 腰ではぎっくり腰として、首では寝違えとして現れます。 ■ ぎっくり腰と寝違えの共通点 実はどちらも… ✔ 首・胸椎・骨盤が連動して動かない ✔ 交感神経の緊張で筋肉が硬くなっている ✔ 神経反射に左右差がある ✔ 睡眠の質が下がっている ✔ 呼吸が浅く、肋骨が動かない という特徴があります。 つまり、症状が出た部位だけの問題ではなく、 身体のシステム全体のアンバランスが背景にあるのです。 ■ 当院が行う季節性トラブルへのアプローチ たんぽぽ整骨院では 「末梢 → 姿勢軸 → 中枢神経」という流れで全身を評価します。 ① パトリックテスト・肩の挙上テストで神経の左右差を評価 腰や首が痛い状態でも“どちらの神経が興奮しているか”をチェックします。 ② 足根骨モビリゼーションで固有受容器を整える 季節性の不調は、足元のセンサーが乱れていることが非常に多いです。 ③ トムソンテクニックで骨盤・胸椎・頸椎を安全に調整 ぎっくり腰・寝違えは、この「連動性のズレ」が鍵になります。 ④ C2へのプレッシャー調整で自律神経をリセット 交感神経の興奮を落ち着かせ、回復しやすい身体に戻します。 この流れで施術することで、 痛みの改善だけでなく「季節の変わり目に弱い体質」の改善も目指せます。 ■ まとめ ぎっくり腰も寝違えも、 “自律神経と固有受容器の乱れ”という同じ土台から起こる症状です。 季節の変わり目に体調が崩れやすい方は、 症状が出る前に身体のバランスを整えておくことがとても大切です。 お困りの際は、いつでもお気軽にご相談ください。