動き始めだけ痛いのはなぜ?“スタート痛”の本当の原因

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2026/03/13

「立ち上がる瞬間だけ膝が痛い」 「歩き始めの数歩がつらい」 「動いているうちに楽になる」 このような症状は**“スタート痛(動作開始時痛)”**と呼ばれることがあります。 スタート痛が起こる理由はいくつかあります。 まず関係するのが関節や筋肉のこわばりです。 長時間同じ姿勢を続けると、筋肉や関節の周囲にある組織の滑りが悪くなります。 座り続けた後や、朝起きた直後などは血流も低下しているため、動き出した瞬間に負担が集中しやすくなります。 しかし、それだけではありません。 重要なのが神経の出力の問題です。 関節や靭帯には「固有受容器」という体の位置を感じ取るセンサーがあります。 このセンサーの働きが低下すると、脳は体の状態を正確に把握できなくなります。 すると安全のために筋出力を抑え、体がスムーズに動き出せなくなります。 その結果、 ✔ 最初の一歩が痛い ✔ 動き始めだけつらい ✔ 動いていると楽になる という状態が起こります。 さらに、過去のケガや姿勢の左右差がある場合、特定の関節に負担が集中しやすくなります。 この状態が続くと、スタート痛が慢性化することもあります。 当院では、まず股関節や肩のテストで神経バランスを評価します。 そのうえで足部から感覚入力を整え、骨盤や頸椎を調整し、中枢神経へアプローチしていきます。 末梢から中枢へ神経の働きを整えることで、体がスムーズに動き出せる状態を目指します。 動き始めの痛みは、体のバランスが崩れているサインかもしれません。 繰り返す場合は早めのケアをおすすめします。