2026/03/28
「ケガをしてから片足で立つとフラつく」 「以前よりバランスが取れない」 このような変化は、外傷後によくみられます。 実はこれは単なる筋力低下ではなく、神経と感覚の低下が関係しています。 ① 関節のセンサー機能の低下 関節には「固有受容器」というセンサーがあり、 ・体の位置 ・傾き ・動き を脳に伝えています。 ケガをするとこの働きが低下し、体の状態を正確に把握できなくなります。 その結果、 片足立ちでバランスを保つことが難しくなるのです。 ② 神経の反応の遅れ バランスを取るためには、体が傾いた瞬間に筋肉が素早く反応する必要があります。 しかしケガの後は ・神経の伝達が鈍くなる ・筋肉の反応が遅れる といった状態が起こりやすくなります。 これにより、バランスを崩した際に立て直しが遅れ、不安定になります。 ③ 体の使い方の偏り ケガをすると無意識に ・片側に体重をかける ・患部をかばう ・不自然な姿勢になる といった状態が続きます。 その結果、左右のバランスが崩れ、片足立ちの安定性が低下します。 片足立ちの不安定さは重要なサイン 片足立ちが不安定な状態は ・再発 ・別のケガ ・転倒リスクの増加 につながる可能性があります。 回復のために大切なこと 安定した片足立ちを取り戻すには ・神経の働きを整える ・関節の感覚を回復させる ・正しい体の使い方を再学習する ことが重要です。 ケガの後に 「片足で立つと不安定」 「フラつきがある」 と感じる場合は、体の機能が完全に回復していないサインです。 早めのケアで、再発予防につなげましょう。