足のむくみと骨盤の歪みの関係 〜循環不良の意外な原因〜

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2025/10/27

こんにちは、たんぽぽ整骨院です。 「夕方になると足がパンパン」「朝はスッキリしても昼には重だるい」──そんな“足のむくみ”に悩んでいませんか? 多くの方は水分や塩分の摂りすぎを原因に考えがちですが、実は骨盤の歪みが大きく関わっているケースも少なくありません。 ■ 骨盤の歪みが血液やリンパの流れを妨げる 骨盤は、体の中心で上半身と下半身をつなぐ「循環のハブ」ともいえる部分です。 この骨盤が前傾・後傾・ねじれなどで歪むと、周囲を通る血管やリンパ管が圧迫され、下肢の循環が悪くなります。 結果として、足に老廃物や余分な水分が溜まりやすくなり、むくみや冷え、重だるさが起こるのです。 特にデスクワークや立ち仕事など、長時間同じ姿勢を続ける方は注意が必要です。 同じ筋肉ばかりが使われることで、**骨盤の安定を保つ筋肉(腸腰筋・中殿筋など)**がアンバランスになり、歪みを助長します。 ■ 骨盤の歪みと自律神経の関係 骨盤の内部には自律神経が多く分布しています。 歪みによって内臓の位置が変化すると、腸や子宮などの働きが低下し、代謝や排泄機能にも悪影響を及ぼします。 その結果、体内の循環がさらに滞り、むくみが慢性化することもあります。 このように、骨盤の歪みは「構造的な問題」と「神経・内臓機能の問題」の両面から、足のむくみに関係しているのです。 ■ セルフケアでできること 骨盤を立てる意識を持つ  椅子に座るときは、骨盤を後ろに倒さず“坐骨で座る”よう意識しましょう。  背筋を軽く伸ばすことで、骨盤と背骨のアライメント(整列)が整い、下半身への負担が軽減します。 足首をこまめに動かす  足首を回したり、つま先立ちをしたりすることで、ふくらはぎの筋肉(第二の心臓)が働き、血流が促進されます。 深呼吸を取り入れる  呼吸により横隔膜が動くことで、骨盤内のリンパや静脈の流れが改善します。  特に「息をゆっくり吐く」ことを意識すると、自律神経のバランスも整いやすくなります。 ■ 整骨院でのアプローチ たんぽぽ整骨院では、骨盤や下肢のアライメントを整えることで、血液・リンパ・神経の流れをスムーズにする施術を行っています。 足根骨のモビリゼーションで固有受容器を刺激し、神経のバランスを整えたうえで、骨盤の位置を正し、全身の循環を改善します。 むくみだけでなく、「冷え」「だるさ」「姿勢の崩れ」などにも効果的です。 足のむくみは“下半身の問題”と思われがちですが、実は骨盤から全身のバランスが崩れているサインでもあります。 慢性的なむくみや疲れが気になる方は、ぜひ一度、骨盤の状態を見直してみてください。 たんぽぽ整骨院では、体の根本から健康を取り戻すサポートを行っています。