足のアーチと骨盤・体幹の連動性〜足元から整う姿勢バランス〜

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2025/11/10

こんにちは、東金市のたんぽぽ整骨院です。 前回の記事では「足のアーチタイプ別のセルフチェックとケア法」についてお話ししました。 今回はさらに一歩進んで、“足のアーチと骨盤・体幹がどうつながっているのか”を分かりやすく解説します。 実は、足のアーチは単なる「土踏まず」ではありません。 足裏には3つのアーチ(内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ)があり、これらが身体の土台としてバランスを取る重要な役割を担っています。 このアーチが崩れると、地面から伝わる衝撃や重心のコントロールに狂いが生じ、結果的に「骨盤の歪み」や「体幹の不安定さ」を招いてしまうのです。 たとえば、扁平足(アーチが落ちた状態)の場合、内側に重心が寄りやすく骨盤が前方に傾く傾向があります。 逆にハイアーチ(アーチが高すぎる)では、外側荷重になり骨盤の動きが制限され、体幹の筋肉が過緊張を起こすことも。 つまり、“足の状態が骨盤の動きに直結している”といっても過言ではありません。 機能神経学的に見ると、足裏のセンサー(固有受容器)は、脳の小脳や前庭系を通じて姿勢制御に関与しています。 足裏からの微細な情報がスムーズに伝わることで、骨盤や体幹は自然と安定します。 しかし、このセンサーがうまく働かないと、脳が身体の位置情報を正確に把握できず、「姿勢の乱れ」「バランスの悪化」へとつながるのです。 では、日常生活でできる簡単なアプローチをいくつか紹介します。 ・裸足での軽いバランス練習(片足立ちなど) ・足指をしっかり使って歩く意識 ・骨盤まわりのストレッチ(股関節・お尻・腹部) たんぽぽ整骨院では、足元から全身を評価し、足根骨の調整・骨盤矯正・神経バランスの回復を目的とした施術を行っています。 「体幹を鍛えても安定しない」「姿勢を整えてもすぐ戻る」という方は、足元のバランスが原因かもしれません。 身体の土台である“足のアーチ”を見直すことが、真の姿勢改善への第一歩です。