2025/11/12
こんにちは、東金市のたんぽぽ整骨院です。 今やスマートフォンは生活に欠かせない存在ですが、その一方で「首が重い」「肩がこる」「疲れが取れない」といった不調を訴える方が増えています。 その背景にあるのが、“スマホ首(ストレートネック)”と呼ばれる姿勢の崩れです。 スマホを覗き込む姿勢では、頭が前方に突き出し、首の自然なカーブ(前弯)が失われます。 人の頭はおよそ5〜6kgもあり、首が前に傾くたびに首・肩の筋肉には何倍もの負担がかかります。 これが慢性的な筋緊張を引き起こし、首の奥を通る「自律神経」にまで影響を及ぼすのです。 自律神経は、体のリズムを整える大切な神経です。 呼吸・心拍・血圧・消化・睡眠などをコントロールしています。 ところが、首まわりの筋肉が緊張し続けると、神経の通り道が圧迫され、交感神経(活動モード)が優位になりやすくなります。 その結果、頭痛・めまい・不眠・動悸・集中力の低下など、いわゆる「自律神経の乱れ」と呼ばれる症状が現れやすくなるのです。 機能神経学的に見ると、首の動きと自律神経のバランスは密接に関係しています。 特に、後頭部から上部頸椎(C1〜C3)には脳幹とつながる重要な神経反射点があり、ここがこわばることで脳への血流や神経入力が低下。 その結果、身体が常に“緊張モード”になり、リラックスできない状態が続いてしまいます。 改善のポイントは、姿勢と呼吸の見直しです。 ・スマホは目線の高さで操作する ・1時間に一度は首・肩を回す ・深く長い呼吸で胸郭を広げる たんぽぽ整骨院では、頸椎や胸郭の動きを整える整体、神経バランスを整えるプレッシャー刺激などを通じて、自律神経の安定を図ります。 「ただの肩こり」だと思っていた不調が、実は神経の問題に関係していることも少なくありません。 スマホ首は“現代型ストレス”のひとつ。 体の姿勢を整えることが、心の安定にもつながります。 慢性的な疲労感や首のこわばりを感じる方は、早めのケアをおすすめします。