ウォーミングアップしているのにケガをする理由

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2025/12/20

「ちゃんと準備運動をしているのに捻挫した」 「ストレッチもしているのに肉離れを起こした」 こうした相談は意外と多くあります。 実は、ウォーミングアップ=ケガ予防とは限りません。 体が“温まる”と“準備ができる”は別 ウォーミングアップの目的は、 筋肉を伸ばすことだけではなく、 神経と関節を動きに適応させることです。 体が温まっていても、 神経の反応が遅い 関節の安定性が低い 動きの連動性が悪い こうした状態では、急な動きに対応できません。 間違いやすいウォーミングアップ ケガをしやすい人ほど、 静的ストレッチだけで終わっている 同じ動きばかり繰り返している 実際の動作と違う準備をしている といった傾向があります。 これでは筋肉は伸びても、 反射的な動きやバランス能力は高まりません。 神経が目覚めていないとケガをする 捻挫や肉離れは、 「予想外の動き」に対して起こります。 この時に重要なのが、 関節の位置変化を感知し、瞬時に反応する神経の働きです。 神経のスイッチが入っていない状態で動くと、 体はブレーキをかけられず、 ケガにつながりやすくなります。 ウォーミングアップで意識すべきポイント 大切なのは、 足部・股関節などの安定性 体幹との連動 左右差の確認 です。 特に足首や足部は、 地面との接点として神経情報の入口になります。 ここが不安定なままでは、どれだけ動いてもリスクは下がりません。 当院の考えるケガ予防の視点 当院では、 神経バランスや左右差の評価 足部からの神経刺激 骨盤・背骨を含めた全身調整 を通して、 「動いてもケガをしにくい体」を整えています。 ウォーミングアップをしているのにケガが続く方は、 準備の方向性を見直す必要があるかもしれません。 まとめ 体が温まる=安全ではない 神経と関節の準備が重要 正しい準備がケガ予防につながる 「やっているのにケガをする」 それは体からの見直しサインです。