寒暖差で起こる急性腰痛|体がついていけない時に起こるトラブル

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2025/12/22

「急に冷えた日に腰が痛くなった」 「朝晩の寒暖差があると腰を痛めやすい」 このような急性腰痛は、寒暖差による体の反応の乱れが関係しています。 気温差が大きくなると、体温を調整するために自律神経が忙しく働きます。 しかし、この調整が追いつかないと、筋肉や関節の状態に影響が出ます。 寒さを感じると筋肉は無意識に緊張し、血流が低下します。 一方で日中に気温が上がると、急に動きやすくなり、 硬くなったままの筋肉や関節に負荷がかかります。 この状態で ・前かがみになる ・立ち上がる ・物を持つ といった日常動作を行うと、腰周囲に防御反応が起こり、 急性腰痛として強い痛みが出ることがあります。 また寒暖差は、神経の働きにも影響します。 体の動きを調整する反射が遅れることで、 腰をうまく守れず、痛みにつながるケースも少なくありません。 特に、 ・疲労が溜まっている ・過去にぎっくり腰を経験している ・姿勢や体の左右差がある という方は注意が必要です。 当院では、腰だけでなく、 神経バランスや骨盤・股関節の動きを含めて体を評価し、 寒暖差に左右されにくい体づくりを目指します。 急な腰痛は「たまたま」ではなく、 体からのサインであることが多いのです。