2026/08/10
「以前捻挫した足首を、また同じように捻ってしまった」という経験はありませんか? 捻挫後に痛みや腫れがなくなると、「もう治った」と考えて運動を再開する方も少なくありません。しかし、症状がなくなったことと、足首の機能が十分に回復していることは同じではありません。 捻挫では、靭帯だけでなく、関節の動きやバランスを保つ機能にも影響することがあります。特に足首の靭帯などにある固有受容器は、関節の位置や動きを感じ取る役割を担っています。ケガの後にこの感覚やバランス能力が低下すると、着地や切り返しの際に足首を安定させにくくなり、再受傷につながる可能性があります。 また、足首の可動域が十分に戻っていないまま競技へ復帰すると、無意識に動きをかばうことで、膝や股関節など別の部位へ負担がかかることもあります。 再発を防ぐには、痛みの有無だけでなく、足首の可動域、筋力、片足でのバランス、ジャンプや切り返しなど、競技に必要な動作まで確認することが大切です。 当院では、足首だけでなく膝や股関節、姿勢や歩行、神経バランスなど全身の状態を評価し、競技復帰と再発予防をサポートしています。 「もう治ったから大丈夫」と自己判断せず、同じ捻挫を繰り返している方は、一度体の状態を確認してみましょう。