2026/08/17
「足首の痛みがなくなったから、もう運動しても大丈夫?」 捻挫後の競技復帰では、このような疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。 実は、痛みがなくなったことだけを基準に復帰するのはおすすめできません。捻挫後には、足首の可動域や筋力、バランス能力などが低下している場合があるためです。 まず確認したいのは、普段の歩行や階段の上り下りで痛みや不安定感がないこと。そして、足首を十分に曲げ伸ばしできるか、片足で安定して立てるか、左右で大きな差がないかを確認することも重要です。 さらに競技復帰では、軽いジョギングから始め、ジャンプ、着地、ダッシュ、急停止、方向転換など、競技に必要な動作を段階的に確認していく必要があります。 例えば、歩く時には問題がなくても、ジャンプの着地や切り返しで足首に痛みや不安定感が出るのであれば、まだ競技復帰の準備が十分ではない可能性があります。 また、捻挫後に足首の機能が十分に戻っていないと、無意識に動きをかばい、膝や股関節など別の部位に負担がかかることもあります。 当院では、足首だけでなく膝・股関節の動き、姿勢や歩行、バランス、神経機能などを総合的に確認し、競技復帰をサポートしています。 大切なのは「いつから復帰するか」だけではなく、「安全に復帰できる状態か」を確認することです。