お知らせ - パート 5

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季節の変わり目に増える不調 〜寒暖差疲労と体のケア〜

2025/08/24

こんにちは、東金市のたんぽぽ整骨院です。 日中と朝晩の気温差が大きいこれからの季節、体のだるさや頭痛、肩こり、腰痛などの不調を訴える方が増えてきます。これは「寒暖差疲労」と呼ばれるもので、自律神経の乱れが大きく関わっています。 ◆なぜ寒暖差で不調が出るのか? 私たちの体は、自律神経によって体温や血流を一定に保っています。気温が急に変わると、この調整機能がフル稼働し、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。すると、血流の滞りや筋肉のこわばりが起こりやすくなり、肩こり・腰痛・頭痛・倦怠感といった症状が現れるのです。 特に冷えやすい手足や、負担のかかりやすい首・腰は、寒暖差の影響を強く受けやすい部位です。 ◆セルフケアのポイント 体を温める習慣  ・朝起きたら白湯を飲む  ・軽く首や肩を回して血流を促す  ・冷えやすい人は腹巻きやレッグウォーマーで保温 呼吸を整える  浅い呼吸は自律神経を乱しやすくします。1日数回、腹式呼吸を意識して副交感神経を優位にしましょう。 入浴でリセット  シャワーだけでなく、38〜40℃のお風呂にゆっくり浸かることで体温調整力が高まり、疲労回復に効果的です。 ◆整骨院でのサポート 当院では、寒暖差疲労による自律神経の乱れに対して、 固有受容器を整える調整 姿勢バランスの矯正 首や骨盤を中心とした神経リセット といった施術を行っています。これにより、血流改善や神経の安定化を促し、症状の軽減と再発予防を目指します。 ◆まとめ これから訪れる季節の変わり目は、体が環境に適応しようと頑張っている時期です。ちょっとしたケアで不調は大きく変わります。「最近疲れが抜けない」「肩こりや腰痛が悪化した」と感じたら、我慢せずにご相談ください。 ――――――――――――――――― 👉 東金市で寒暖差疲労による不調でお悩みの方は、ぜひ一度 たんぽぽ整骨院 へご相談ください。

呼吸と身体のつながり 〜浅い呼吸が肩こりや疲労感を悪化させる〜

2025/08/23

こんにちは。東金市のたんぽぽ整骨院です。 本日は「呼吸と身体のつながり」について、特に“浅い呼吸”が肩こりや疲労感にどのように影響するのかをお話ししていきます。 ◆ 浅い呼吸になりやすい現代人 デスクワークやスマートフォンの長時間使用などで猫背姿勢になり、胸郭(胸のかご)が広がりにくくなっている方が増えています。この姿勢は肺が十分に膨らまず、自然と“浅い呼吸”になってしまう原因となります。 ◆ 浅い呼吸がもたらす身体への影響 呼吸が浅いと、酸素の供給が不足しやすく、全身の疲労感や集中力低下につながります。また、呼吸筋である横隔膜や肋間筋が十分に働かず、首や肩の筋肉が代わりに働くため、肩こりや首のハリを強めてしまうのです。 さらに、自律神経のバランスにも影響が出ます。浅い呼吸は「交感神経優位」になりやすく、リラックスしにくくなるため、睡眠の質低下や慢性的な疲れにつながることもあります。 ◆ 深い呼吸を取り戻すためのセルフケア 姿勢を正す  骨盤を立てて座り、背筋を伸ばすことで胸郭が広がりやすくなります。 腹式呼吸を意識する  鼻からゆっくり吸ってお腹をふくらませ、口から長く吐く練習をしてみましょう。 肩や胸のストレッチ  胸を開くストレッチや肩甲骨を動かす体操で呼吸がしやすい姿勢をつくります。 ◆ 整骨院でできるサポート たんぽぽ整骨院では、呼吸を妨げる胸郭や肩回りの硬さを整えたり、自律神経に関わる頸椎のバランスを調整する施術を行っています。呼吸が深くなることで、自然と肩こりや疲労感が和らぐ方も多いです。 呼吸は無意識に行っているものですが、日常の不調と密接につながっています。 「最近疲れが取れない」「肩こりが続いている」という方は、呼吸の深さを意識してみてくださいね。 本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

姿勢の乱れと自律神経の関係 〜猫背・反り腰が不調を招く理由〜

2025/08/22

こんにちは、たんぽぽ整骨院です。 日々の生活習慣やお仕事の影響で「姿勢の乱れ」に悩む方がとても多くいらっしゃいます。猫背や反り腰といった姿勢の崩れは、単なる見た目の問題だけでなく、自律神経のバランスを乱し、さまざまな不調を引き起こす原因となるのをご存知でしょうか? 姿勢が自律神経に与える影響 私たちの身体は、背骨の中を通る脊髄を通して全身に神経が張り巡らされています。姿勢が悪くなると背骨や骨盤が歪み、神経の働きに負担がかかります。特に自律神経は交感神経と副交感神経のバランスが大切ですが、猫背では胸郭が圧迫され呼吸が浅くなり、交感神経が優位になりやすい傾向があります。 その結果、肩こり・頭痛・胃腸の不調・不眠といった症状が現れやすくなるのです。 猫背・反り腰の特徴と不調 猫背:背中が丸まり、首や肩に強い負担。呼吸が浅くなり、疲労や自律神経の乱れが出やすい。 反り腰:腰が過度に反り、お腹が前に突き出る姿勢。腰痛だけでなく、内臓下垂による消化不良や冷えを招きやすい。 どちらの姿勢も「身体の土台」である骨盤や背骨が不安定になり、神経や血流の働きに影響を及ぼしてしまいます。 改善のポイント 姿勢を改善するためには、ただ背筋を伸ばすだけでは不十分です。 骨盤の歪みを整える 深い呼吸を意識する デスクワークやスマホ使用時の姿勢を見直す 軽いストレッチや体幹トレーニングを取り入れる これらを日常的に意識することで、自律神経のバランスが安定し、不調の改善につながります。 まとめ 姿勢の乱れは見た目だけでなく、自律神経を通じて全身の健康に深く関わっています。猫背や反り腰でお悩みの方は、早めに身体を整えることが大切です。たんぽぽ整骨院では、姿勢矯正や神経バランスの調整を通じて、皆さまが快適に日常を過ごせるようサポートしております。

更年期と筋骨格の関係〜腰痛・肩こりが増える理由〜

2025/08/20

更年期を迎えると「腰痛がひどくなった」「肩こりが取れない」といった不調を訴える方が増えます。これは単なる加齢だけでなく、ホルモンの変化と筋骨格系の関係が深く関わっています。 特に女性は、閉経前後に「エストロゲン」というホルモンが急激に減少します。エストロゲンは骨や筋肉、関節を守る働きを持っており、減少することで骨密度が下がりやすくなり、筋肉や靭帯の柔軟性も低下してしまいます。その結果、腰や肩に負担が集中しやすくなるのです。 また、更年期には自律神経の乱れも起こりやすく、血流不良や筋肉の緊張が強まりやすくなります。特に首や肩の筋肉が硬くなることで、頭痛やめまいを伴うことも少なくありません。 姿勢面でも影響があります。筋肉の衰えにより、骨盤が後傾しやすくなり「反り腰」や「猫背」が目立ちやすくなります。これが腰痛や肩こりを慢性化させる大きな要因のひとつです。 改善のポイントは「筋肉を守り、血流を良くする」ことです。無理のないストレッチや呼吸を意識したエクササイズは、筋肉の柔軟性を取り戻し、自律神経の安定にもつながります。さらに整体で姿勢や関節のバランスを整えることで、日常生活での負担を減らすことが可能です。 更年期の不調は「仕方ない」と我慢するものではありません。身体の変化を理解し、適切にケアすることで、快適な日常を取り戻すことができます。当院では、姿勢や呼吸を重視した整体を通して、腰痛や肩こりの改善をサポートしています。 お悩みの方はお気軽にご相談ください。

スポーツ時の熱中症予防とパフォーマンス低下のサイン

2025/08/18

こんにちは、たんぽぽ整骨院です。 夏場や気温の高い日はもちろん、梅雨明けや急に暑くなる時期には、スポーツ中の「熱中症」に特に注意が必要です。整骨院での臨床でも、運動中に体調を崩したりパフォーマンスが落ちるサインを見逃してしまったケースを耳にすることがあります。今回は熱中症予防と、早めに気づくためのサインについてお話します。 熱中症が起こる仕組み 熱中症は「体温調節機能が追いつかない状態」で起こります。汗による水分・塩分の喪失、環境の暑さ、運動による発熱が重なると、体がオーバーヒートし、めまいや吐き気、筋肉のけいれん、意識障害へと進む危険があります。 パフォーマンス低下のサイン 実は熱中症の前段階では「体のパフォーマンス低下」として現れることが多いのです。 足が重く動きが鈍くなる 集中力が途切れやすくなる いつも通りのフォームが維持できない やたらとミスが増える こうした小さな変化は、体が「これ以上無理できない」と発しているサインです。見逃さずに休憩をとることが大切です。 熱中症予防のポイント こまめな水分・電解質補給  喉が渇く前に少しずつ飲むことが重要です。水だけでなく、ナトリウムを含むスポーツドリンクを活用しましょう。 体温調整  帽子や冷却グッズを使い、首や脇を冷やすと効率的に体温を下げられます。 練習環境の工夫  直射日光を避け、風通しの良い環境で行いましょう。休憩時間を定期的に確保することも必須です。 日常生活での準備  睡眠不足や栄養不足は熱中症リスクを高めます。特に前日のコンディション作りが大切です。 まとめ スポーツの現場では「根性で乗り切る」という考え方が残っていますが、熱中症は軽視できない命に関わる問題です。パフォーマンス低下の小さなサインを見逃さず、早めの休息・水分補給を徹底することが、ケガや体調不良の予防にもつながります。 たんぽぽ整骨院では、スポーツに励む方のコンディショニングやケガ予防のサポートも行っています。夏の暑さに負けず、安全にスポーツを楽しみましょう。

側弯症の早期発見と日常生活での注意点

2025/08/17

こんにちは。東金市のたんぽぽ整骨院です。 側弯症(そくわんしょう)は背骨が左右に曲がってしまう状態を指し、成長期の子どもから大人まで幅広く見られる症状です。軽度の場合は自覚症状が少なく、気づかないうちに進行してしまうこともあります。そのため、早期発見と日常生活での工夫がとても大切です。 ◆側弯症のサインとは? ご家庭でも簡単に確認できるチェックポイントがあります。 肩の高さが左右で違う 片側の腰のくびれが強く出ている 前屈したときに背中の高さが左右で違う これらが見られる場合は、専門家による検査をおすすめします。特に思春期は骨の成長が早いため、数か月で変化が進むこともあるので注意が必要です。 ◆日常生活での注意点 側弯症は生活習慣や姿勢が影響することもあります。 長時間同じ姿勢を避ける:スマホや勉強で猫背のまま座り続けない。 カバンは片側だけで持たない:リュックの使用がおすすめ。 適度な運動を心がける:体幹を安定させるエクササイズやストレッチが有効。 特に呼吸が浅くなるほど猫背姿勢が続くと、背骨に余計な負担がかかるため、日常から胸を開く習慣を持つことが大切です。 ◆整体でできるサポート 整骨院では、背骨や骨盤のバランスを整える施術を通じて、体の左右差を軽減し、筋肉の緊張を和らげることが可能です。また、姿勢改善のエクササイズや正しい座り方・立ち方の指導もあわせて行うことで、側弯症の進行を防ぐサポートができます。 ◆まとめ 側弯症は「気づいたときには進行していた」というケースも少なくありません。ご家庭でのチェックと専門家による定期的な確認を組み合わせることで、早期発見につながります。もしお子さんの姿勢や背骨の歪みが気になる場合は、ぜひ一度当院へご相談ください。

むち打ち症の初期対応と後遺症を残さないために

2025/08/16

こんにちは。東金市のたんぽぽ整骨院です。 交通事故やスポーツでの衝撃などにより、首に急な力が加わることで起こるむち打ち症(頚椎捻挫)。一見すると軽い痛みや違和感だけで済むこともありますが、初期対応を誤ると長引く不調や後遺症につながる可能性があります。今回は、むち打ち症の正しい初期対応と、後遺症を残さないためのポイントをご紹介します。 むち打ち症の主な症状 首・肩の痛みやこわばり 頭痛、めまい、吐き気 腕や手のしびれ 集中力低下、倦怠感 これらの症状は事故直後だけでなく、数時間〜数日後に出ることも多いため、「大丈夫」と自己判断して放置するのは危険です。 初期対応のポイント 安静を保つ 無理に動かさず、まずは首への負担を減らします。必要に応じて頚椎カラーなどで固定します。 早めに医療機関を受診 レントゲンやMRIなどで骨や神経の損傷を確認します。症状が軽くても必ず専門家に診てもらいましょう。 冷却で炎症を抑える 急性期(発症から48〜72時間)はアイスパックや冷却シートで首周囲を冷やすと腫れや痛みを軽減できます。 やってはいけないこと 自己判断でマッサージやストレッチ 炎症があるうちは刺激が逆効果になり、症状を悪化させる可能性があります。 温めすぎる 急性期は温熱によって血流が増え、炎症が悪化することがあります。 後遺症を残さないために むち打ち症は、首回りの筋肉・靭帯・神経・関節が微細に損傷している状態です。炎症が治まった後も、筋肉の硬直や神経の興奮が残ると、慢性的な痛みやしびれ、頭痛などの後遺症が出やすくなります。 当院では、炎症期が落ち着いた段階で以下のような施術を行い、機能回復をサポートします。 首・肩周囲の筋緊張を和らげる調整 胸椎や骨盤から全身のバランスを整える矯正 神経バランスを回復させる固有受容器へのアプローチ まとめ むち打ち症は「そのうち治る」と軽く考えると、後々長引く不調の原因になります。事故直後は安静・冷却・受診を徹底し、その後は専門的な施術で回復を促しましょう。早期対応が、その後の生活の質を守る大きなカギです。

姿勢不良による股関節の不調と改善エクササイズ

2025/08/15

股関節は、上半身と下半身をつなぐ大切な関節です。日常生活の中で長時間のデスクワークやスマホの使用、立ちっぱなしの姿勢などが続くと、知らず知らずのうちに姿勢が崩れ、股関節に負担がかかります。特に猫背や骨盤の傾きは、股関節周囲の筋肉や靭帯を緊張させ、痛みや動きの悪さを引き起こす原因となります。 なぜ姿勢不良が股関節に悪影響を与えるのか 股関節は球状の関節で、広い可動域を持ちます。しかし、骨盤が前傾・後傾したまま固まると、関節の動きが制限され、本来スムーズに行える歩行やしゃがみ動作がぎこちなくなります。また、周囲の筋肉(腸腰筋・大腿四頭筋・ハムストリングス・臀筋など)のバランスが崩れ、慢性的な張りやだるさが起きやすくなります。 よく見られる症状 股関節の前面や側面の痛み 歩き始めや立ち上がり時の違和感 可動域が狭くなる(開脚や足を後ろに引きにくい) 腰痛や膝痛を併発することも 改善のためのポイント 股関節の不調を予防・改善するには、 骨盤と股関節の正しい位置関係を取り戻すこと 硬くなった筋肉を緩めること 弱くなった筋肉を鍛えること が重要です。 自宅でできる簡単エクササイズ 股関節ストレッチ(腸腰筋)  片膝立ちになり、後ろ脚の股関節を前に押し出すようにストレッチ。20秒×左右2セット。 お尻歩き  床に座り、足を前に伸ばして左右交互にお尻で前後に進む運動。骨盤の可動域改善に有効。 ブリッジ運動  仰向けで膝を立て、腰をゆっくり持ち上げて5秒キープ。お尻と太もも裏の筋肉を強化。 整骨院でできるサポート セルフケアだけで改善しきれない場合、整骨院での骨盤矯正や股関節モビリゼーション、筋膜リリースを組み合わせることで、関節の動きをスムーズにし、日常生活での負担を軽減できます。 まとめ 姿勢不良は、股関節の動きを妨げ、痛みや不調を招きます。早めのケアと正しいエクササイズで、股関節の健康を守りましょう。当院では、あなたの姿勢や動作をチェックし、最適な施術と運動を提案しています。

胸郭出口症候群と手のしびれの関係

2025/08/11

こんにちは。東金市のたんぽぽ整骨院です。 今回は、肩や腕の痛み・しびれの原因となる「胸郭出口症候群」についてお話しします。 胸郭出口症候群とは? 胸郭出口症候群は、首から腕に向かう神経や血管が、鎖骨周辺の「胸郭出口」と呼ばれる通り道で圧迫されることで起こる症状です。 特に、肩や腕の筋肉の緊張や姿勢の乱れによってスペースが狭まり、神経や血流が妨げられることがあります。 手のしびれが出る理由 胸郭出口で神経が圧迫されると、その先につながる腕や手にしびれや痛みが広がります。 しびれは小指側に出ることが多く、腕のだるさや力の入りにくさ、冷感を伴う場合もあります。 長時間のデスクワークやスマホ操作、重い荷物を肩にかける習慣などが誘因になります。 こんな症状は要注意 首から肩、腕にかけてのしびれやだるさ 腕を上げると症状が悪化する 握力低下や手先の細かい動作がしにくい 肩や鎖骨周囲のこわばり 対処と予防のポイント 胸郭出口症候群の症状が出たら、まずは原因動作を控えることが大切です。 炎症期や急性期には「PEACE & LOVE」の原則に基づき、安静と適度な循環促進を行います。 予防のためには、 胸を開くストレッチ 首・肩・背中の筋肉の柔軟性向上 猫背改善やデスク環境の見直し が有効です。 当院でのサポート たんぽぽ整骨院では、姿勢評価や可動域検査をもとに、 神経や血流の通り道を広げる手技療法 肩甲骨・胸椎の可動域改善 姿勢指導とセルフストレッチの提案 を行い、症状の軽減と再発予防をサポートします。 手のしびれは放置すると日常生活に大きな支障をきたすことがあります。 「最近腕がだるい」「小指側がしびれる」という方は、早めにご相談ください。

腱鞘炎を悪化させない日常生活での工夫

2025/08/09

こんにちは。東金市のたんぽぽ整骨院です。 今回は、手首や指に痛みを引き起こす「腱鞘炎」を悪化させないための、日常生活での工夫についてお話しします。 腱鞘炎とは? 腱鞘炎は、腱(筋肉と骨をつなぐひも状の組織)が通る「腱鞘」というトンネル状の組織が炎症を起こし、痛みや動かしにくさが出る状態です。 特に手首や親指の付け根に多く、スマホやパソコン作業、育児や料理などの繰り返し動作が原因になることがあります。 悪化させないための生活工夫 1. 使いすぎを防ぐ 痛みが出ている手や指はできるだけ休ませましょう。無理に動かし続けると炎症が長引きます。可能なら家事や作業を分担し、負担を軽減します。 2. 冷却と温熱の使い分け 炎症が強く、熱感や腫れがあるときは冷やします。長引いて硬さが残る場合は温めて血流を促進しましょう。 3. 動作の工夫 重い物は片手で持たず両手で持つ、指先ではなく手のひら全体で支える、親指を使いすぎないなど、動作の見直しが大切です。 4. サポーターやテーピングの活用 手首や親指の動きを制限し、負担を減らすために有効です。ただし長時間の固定は筋力低下を招くため、使い方は専門家に相談しましょう。 当院でのサポート たんぽぽ整骨院では、腱鞘炎の症状や生活習慣に合わせて、 手首・指の可動域や筋バランスの評価 炎症期の適切な処置(PEACE & LOVEの原則に基づく) テーピングやサポーターの選び方・使い方指導 再発を防ぐストレッチや姿勢改善指導 などを行っています。 腱鞘炎は「使わないのが一番」とはいえ、完全に手を休めるのは難しいものです。 だからこそ、日常生活でのちょっとした工夫と、早めのケアが回復の近道になります。 手首や指の違和感が続く方は、お早めにご相談ください。