お知らせ - パート 2

  • HOME
  • お知らせ - パート 2

お子さんの膝の痛み、それは「オスグッド病」かもしれません

2025/08/08

こんにちは、東金市のたんぽぽ整骨院です。 今回は、小中学生に多く見られる「オスグッド病」について、保護者の方に知っておいていただきたいポイントをお話しします。 ◆オスグッド病とは? 成長期に多く見られる膝の痛みで、膝のお皿の下あたり(少し出っ張っている部分)が腫れたり痛くなる症状です。 特にサッカー、バスケ、バレー、陸上など、ジャンプや走る動きの多いスポーツをしているお子さんに多く見られます。 ◆どうして起こるの? 成長期の骨はまだやわらかく、膝の下にある骨の一部は負担に弱い状態です。 そこに太ももの筋肉が繰り返し強く引っ張られることで、炎症が起きて痛みが出ます。 ◆こんなサインがあったら注意 膝下がポコっと出ていて押すと痛がる 走ったりジャンプすると痛みが強くなる 安静にすると少し良くなるが、運動で再び痛む ◆家庭でのサポート まずは痛みのある動作や練習を控え、しっかり休ませてあげることが大切です。 太ももの前側をやさしくストレッチしてあげるのも効果的。 痛みが落ち着いてきたら、無理のない範囲で運動に戻していきましょう。 ◆たんぽぽ整骨院でできること 当院では、お子さんの膝や股関節の動きのチェック、姿勢やフォームのアドバイス、ストレッチの指導などを行い、早い回復と再発予防をサポートします。 膝の痛みは「成長期だから仕方ない」と思われがちですが、早く対応すれば部活や運動を続けながら改善できることも多いです。 気になる症状があれば、早めにご相談ください。

内臓疲労が引き起こす身体の歪みとは?筋骨格系との密接な関係に注目!

2025/08/06

こんにちは、東金市のたんぽぽ整骨院です。 今回は、あまり知られていない「内臓疲労と筋骨格の関係」についてご紹介します。 普段の生活で「姿勢が悪い」「体がだるい」「腰や背中が張る」といった不調を感じることはありませんか?それ、実は内臓の疲れが原因かもしれません。 ◆内臓疲労とは? 暴飲暴食、不規則な生活、ストレスなどによって内臓に負担がかかると、消化や代謝がうまく働かず、内臓に「疲労」が蓄積されます。 特に、肝臓・胃腸・腎臓といった臓器が疲れてくると、自律神経にも悪影響を与え、体全体のバランスを乱すことに繋がります。 ◆筋肉・関節への影響 内臓の状態は筋肉や関節とも深く関わっています。 内臓に疲れがたまると、それに対応する筋肉に反射的な緊張が起きる「内臓体性反射」が働き、 ・腰が張る ・背中が丸くなる ・肩がこる といった症状が現れやすくなります。 例えば、肝臓が疲れると右肩や背中にコリが出やすく、胃腸が弱ると猫背になりやすいといった傾向があります。 ◆整体でできるアプローチ 当院では、姿勢のチェックや可動域の確認と合わせて、内臓の反射点や筋肉の過緊張を評価し、内臓由来の筋骨格バランスの崩れを整える施術を行っています。 また、骨格の歪みを正すことで、内臓への血流やリンパの流れが改善され、回復を早める相乗効果も期待できます。 ◆セルフケアのポイント ・食べ過ぎや夜遅くの食事を控える ・深呼吸で腹圧を整える ・適度な運動で内臓の血流促進 ・水分をしっかり摂る(冷たいものは控えめに) 生活習慣を見直すことも、筋肉や骨格のケアには欠かせません。 ◆最後に 「どこに行っても治らない不調」は、もしかすると内臓の疲れが原因かもしれません。 筋骨格の調整とあわせて、内臓へのケアも大切にしていきましょう。 ご自身の体に少しでも違和感があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

「スマホ首(ストレートネック)」が引き起こす意外な不調たち

2025/08/04

こんにちは、東金市のたんぽぽ整骨院です。 現代人の多くが悩まされている「スマホ首(ストレートネック)」。首の自然なカーブが失われ、まっすぐになってしまった状態を指します。スマートフォンやパソコンを長時間使う人に多く、単なる肩こりや首こりだけでなく、予想外の不調にもつながることがあるのです。 ■ ストレートネックってなに? 本来、首の骨(頸椎)は前にカーブ(前弯)しています。このカーブがあることで、頭の重さ(約5kg)をバランスよく支えられるのです。 しかし、スマホを覗き込む姿勢が続くと、首の前弯が失われ、**頭が常に前に出た状態(スマホ首)**になります。 ■ 意外な不調①「自律神経の乱れ」 ストレートネックになると、首の筋肉や神経が常に緊張し、自律神経の働きに悪影響を与えます。 その結果、 慢性的な疲労感 集中力の低下 めまい・耳鳴り 不眠やイライラ など、メンタルや内臓の働きにまで支障をきたすこともあります。 ■ 意外な不調②「呼吸が浅くなる」 首が前に出た姿勢は、胸郭(肋骨まわり)の動きを制限します。そのため、呼吸が浅くなり、酸素がうまく取り込めないことも。 呼吸が浅い状態では、身体が緊張しやすく、疲れやすい・イライラしやすいなど、ストレス耐性も下がります。 ■ 意外な不調③「顎関節や視力トラブル」 スマホ首による姿勢の乱れは、顎のかみ合わせや目の使い方にも影響します。 顎がカクカク鳴る 食事中に顎が疲れる 目が乾く・かすむ といった症状がある人は、首の姿勢が原因かもしれません。 ■ 当院でのサポート たんぽぽ整骨院では、首のカーブや姿勢のチェックはもちろん、 頸椎や後頭骨の矯正 肩甲骨・胸郭の可動性アップ 呼吸の調整 など、多角的なアプローチでストレートネックに対応します。 根本的な姿勢改善で、不調を繰り返さない身体づくりを目指します。 ■ 最後に 「最近、体の調子がなんとなく悪い…」 それ、スマホ首が原因かもしれません。 気になる方は早めにチェックし、首と姿勢を整えることが大切です。 ぜひ一度、当院にご相談ください!

ぎっくり腰の正しい対処とやってはいけない行動とは?

2025/08/03

こんにちは、東金市のたんぽぽ整骨院です。 「急に腰が動かせなくなった」「朝起きようとしたら激痛が走った」など、突然襲ってくるぎっくり腰。正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、筋肉や靭帯、関節に急な負荷がかかることで発症します。 今回は、ぎっくり腰になったときの正しい対処法と、絶対に避けたい行動について解説します。 ■ まずは「PEACE」の原則で落ち着いて対処 ぎっくり腰になった直後は、「無理に動かさず、まず安静に」するのが基本です。 近年の外傷処置の考え方では、PEACE&LOVEの理論が重視されています。 P:Protection(保護)…痛めた部位に無理な負担をかけない E:Elevation(挙上)…可能なら心臓より高くして腫れを抑える A:Avoid anti-inflammatory(抗炎症薬の乱用を避ける) C:Compression(圧迫) E:Education(正しい知識) 急性期は冷やすより無理な動作を避けて保護することが最優先です。 ■ やってはいけない行動3選 すぐにお風呂で温める 温めることで血流が良くなりすぎ、炎症を悪化させる可能性があります。初日は冷やすよりも、過度な温めを避けて様子を見るのが大切です。 無理にストレッチをする 「伸ばせば治るかも」と思いがちですが、かえって筋肉や靭帯を傷めることも。急性期は安静を優先し、ストレッチは数日後からが安全です。 自己判断でマッサージや整体に行く 状態によってはマッサージや矯正が逆効果になる場合も。まずは整骨院で評価を受けてから適切な施術を行うことが重要です。 ■ 当院でのサポート たんぽぽ整骨院では、ぎっくり腰の状態に応じて段階的な施術を行います。 急性期は神経系への刺激や筋膜の緩和を中心に、痛みの軽減と回復をサポート。回復期には姿勢や呼吸の改善、体幹強化など、再発予防にも力を入れています。 ■ 最後に ぎっくり腰は誰にでも起こり得る身近なトラブルです。正しい対処とケアで、痛みを長引かせず再発も防ぐことができます。 「なんとなく違和感がある」「再発を繰り返している」という方も、ぜひ一度ご相談ください。 たんぽぽ整骨院が、あなたの健康な毎日をしっかりサポートします!

反り腰タイプの腰痛に注意!姿勢と呼吸がカギになる理由

2025/08/02

こんにちは、東金市のたんぽぽ整骨院です。 今回は「反り腰」が原因で起こる腰痛について、わかりやすくご紹介します。 ■ 反り腰ってどんな状態? 「反り腰」とは、骨盤が前に傾き、腰が過剰に反っている姿勢のこと。 この姿勢になると、腰の筋肉が常に緊張しやすくなり、腰痛の原因になります。 特に女性に多く、ヒールをよく履く方や、妊娠・出産後の骨盤の不安定さがある方、デスクワークが多い方に起こりやすいのが特徴です。 ■ なぜ腰が痛くなるの? 反り腰になると、腰の筋肉(脊柱起立筋や腰方形筋など)に余計な負担がかかり、血流が悪くなって疲労物質がたまりやすくなります。 さらに腹筋やお尻の筋肉がうまく使えず、腰で支えるクセが強くなることで、慢性的な腰痛へとつながります。 ■ 呼吸との関係も大きい? 意外に思われるかもしれませんが、「呼吸」も反り腰と大きく関係しています。 反り腰の方は胸で浅い呼吸をしていることが多く、腹圧(お腹の中の圧力)が低下してしまいます。 腹圧が下がると、体幹が安定しなくなり、腰回りの筋肉に頼る形になるのです。 つまり、正しい呼吸=腹式呼吸ができることが、腰痛予防のカギになります。 ■ 当院のアプローチ たんぽぽ整骨院では、反り腰の根本原因である「姿勢」「筋バランス」「呼吸」に着目したアプローチを行っています。 ・骨盤と背骨のバランスを調整 ・腹式呼吸のトレーニング指導 ・インナーマッスルの活性化エクササイズ 特に、固有受容器を意識した整体やファシアの調整を通じて、身体の深部から整えることで「反り腰による腰痛」を根本から改善していきます。 ■ まとめ 「マッサージをしてもすぐ戻る」「ストレッチしても効かない」腰痛は、反り腰が原因かもしれません。 姿勢と呼吸を整えることで、腰にかかる負担は大きく変わります。 慢性的な腰の痛みが気になる方は、お気軽にご相談くださいね。 たんぽぽ整骨院は、あなたの体に合った根本的なケアを提供しています。

肩鎖関節捻挫(けんさかんせつねんざ)とは?スポーツや転倒時に多いケガの対処法

2025/08/01

こんにちは、東金市のたんぽぽ整骨院です。 今回は、転倒やスポーツ中の接触で起こりやすい「肩鎖関節捻挫(けんさかんせつねんざ)」についてご紹介します。 ■ 肩鎖関節ってどこ? 肩鎖関節とは、鎖骨と肩甲骨をつなぐ関節で、肩の動きを安定させる大切な部分です。 この関節には靭帯(じんたい)があり、肩の上からの衝撃や転倒による外力を受けると、靭帯が伸びたり、断裂したりすることで「肩鎖関節捻挫」が起こります。 ■ こんな時は要注意! 転倒して肩の上を打った 肩が上がらない、腕を動かすと痛い 肩の外見に左右差がある(ぽこっと出っ張る) スポーツ中に肩をぶつけてから痛みが続いている こういった症状がある場合、肩鎖関節の靭帯損傷や脱臼の可能性があるため、早めの評価が必要です。 ■ 重症度によって異なる症状 肩鎖関節捻挫は、靭帯の損傷の程度に応じて3段階に分類されます。 Ⅰ度(軽度):靭帯が少し伸びた程度で、腫れや痛みはあるが明らかな変形はなし。 Ⅱ度(中等度):靭帯が部分断裂して、肩鎖関節に軽いズレがみられる。押すと強い痛み。 Ⅲ度(重度):靭帯が完全に断裂し、鎖骨が上に飛び出して見える。脱臼を伴うことも。 Ⅲ度になると、整形外科での手術が検討されることもありますが、Ⅰ〜Ⅱ度では整骨院での保存療法で回復が期待できます。 ■ 初期対応は「PEACE&LOVE」を意識! 以前はRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)が基本でしたが、最近は【PEACE&LOVE】という考え方が推奨されています。 【PEACE】:Protect(保護)、Elevate(挙上)、Avoid anti-inflammatory(消炎薬を避ける)、Compress(圧迫)、Educate(教育) 【LOVE】:Load(負荷)、Optimism(楽観思考)、Vascularisation(血流改善)、Exercise(運動) アイシングは短時間にとどめ、安静にしすぎず、徐々に回復のための刺激を加えることが大切です。 ■ 整骨院での対応と回復の目安 当院では、まず評価によって損傷の程度を見極め、腫れや痛みに応じてテーピングやサポーターによる関節の保護を行います。 痛みが落ち着いてきたら、肩甲骨周囲の筋肉バランスを整え、再発防止の運動療法を実施します。 軽度であれば1〜2週間程度で日常生活に支障がなくなり、中等度であれば3〜4週間の回復が一般的です。 ■ 最後に 肩のケガは放置すると関節が不安定になり、慢性的な痛みや動きの制限につながることもあります。 肩をぶつけて痛みが続くときは、我慢せず早めにご相談ください。 東金市で肩のケガ・捻挫・打撲のケアなら、たんぽぽ整骨院にお気軽にご来院ください!

突き指の処置と甘く見ないための注意点

2025/07/30

こんにちは。 東金市のたんぽぽ整骨院です。今回は、誰もが一度は経験したことのある「突き指」について、その正しい処置と注意点をお伝えします。 「ただの突き指」と軽視していませんか? 突き指は、スポーツや日常生活の中で指に外力が加わって起きるケガです。 一見軽そうに見えても、靱帯損傷、腱断裂、脱臼や骨折などを伴っているケースもあります。 「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、指が曲がったままになったり、動かしづらくなったりと、後遺症につながることもあります。 主な症状と見分け方 指の腫れ、熱感、赤み 内出血(青あざ) 動かした時の鋭い痛み 指の変形(脱臼や骨折がある場合) 指を動かせない、力が入らない これらの症状が見られたら、自己判断せずに適切な対応を行うことが大切です。 初期対応は「PEACE & LOVE」で 従来の「RICE処置」に代わって、**近年は「PEACE & LOVE」**という理論が国際的にも推奨されています。これは、ケガの回復をより促進する考え方です。 【PEACE(直後の対応)】 P=Protect(保護): 患部を安静に。無理に動かさない E=Elevate(挙上): 腫れを抑えるため、患部を心臓より高く A=Avoid anti-inflammatories(消炎鎮痛剤は避ける): 回復過程に必要な炎症を妨げないため C=Compress(圧迫): 軽くテーピングや包帯でサポート E=Educate(教育): ケガへの理解と正しい処置方法を知ることが大切 【LOVE(回復期の対応)】 L=Load(適度な負荷): 状態に応じて徐々に使い始める O=Optimism(前向きな思考): 回復を信じて取り組む V=Vascularisation(血流促進): 痛みが落ち着いたら循環を良くする運動を E=Exercise(運動): 関節の可動域と筋力回復のためのトレーニング この理論では「冷やしすぎない」「薬に頼りすぎない」など、自然治癒力と機能回復を重視しています。 たんぽぽ整骨院での対応 当院では、 問診・視診・触診による状態評価 必要に応じて整形外科と連携(骨折・脱臼の確認) テーピング固定や超音波、電療で炎症ケア 再発予防の指導やセルフエクササイズの提案 など、一人ひとりに合わせたケアを行っています。 甘く見ない!再発防止と予防のポイント ボール競技や接触スポーツでは、指への衝撃対策を 指先を使う動作のフォームを見直す 過去に突き指をした場所は再受傷しやすいため要注意 突き指は、軽傷と思いがちですが、早期の正しい対応が将来の機能回復を左右する大切なケガです。 「おかしいな」と思ったら、早めにご相談ください。たんぽぽ整骨院が全力でサポートいたします!

小児の肘内障(ちゅうないしょう)の応急処置と予防

2025/07/27

こんにちは。 東金市のたんぽぽ整骨院です。今回は、小さなお子さまに多い「肘内障(ちゅうないしょう)」について解説します。 お子さんと手をつないで歩いていた時、転びそうになって咄嗟に引っ張ったら「急に腕を動かさなくなった」「泣き止まない」。そんな経験はありませんか? それ、肘内障かもしれません。 肘内障とは? 肘内障は、5歳くらいまでの小児に多い肘関節の亜脱臼です。肘の関節を構成する骨の一部(橈骨頭)が、靭帯から部分的に外れてしまうことで起こります。 骨が外れるといっても完全な脱臼ではなく、「引っ張られたこと」によって肘関節の位置がずれてしまう軽度の状態です。発育途中の関節構造が未熟なため、小さな力でも起きてしまいます。 肘内障の症状 腕をダランと下げたまま、動かそうとしない 肩や手首は動くが、肘を曲げようとしない 腕を触ると嫌がって泣く 見た目に腫れや変形はないことが多い 痛がっていても、安静にしていれば腫れが出ないため、見逃されがちです。 応急処置と対応 肘内障は、早期の整復(元の位置に戻すこと)で回復が可能です。多くの場合、整骨院や整形外科で簡単な操作を行うことで、すぐに動かせるようになります。 ただし、ご家庭で無理に引っ張ったり揉んだりするのは避けてください。別の損傷を引き起こす恐れがあります。 痛みが続いていたり、腫れや熱感がある場合は整形外科での精密検査が必要です。 肘内障を予防するには? 手を引っ張って持ち上げない(特に階段や段差) 両手を持ってブランコのように遊ばせない 服を脱がせる時は片腕ずつやさしく 転倒時に咄嗟に手を引かない 「手を引いて歩く」場面では、肘ではなく体幹に近い部分(脇や肩)を支えるように意識すると安心です。 たんぽぽ整骨院での対応 当院では、肘内障の可能性があるお子様に対し、 丁寧な触診と可動域のチェック 肘関節の整復操作(必要に応じて) 親御さんへの予防アドバイス を行っています。整復後すぐにケロッと泣き止んで腕を動かすお子さんの姿を見て、ほっとされるご家族も多くいらっしゃいます。 お子さんの「なんだか腕を動かさないな…」という様子に気づいたら、早めの受診をおすすめします。 肘内障は早期に対処すれば、後遺症を残すことなく回復できます。 気になる症状があれば、ぜひ東金市のたんぽぽ整骨院までご相談ください。

見逃されやすい中足骨の疲労骨折とは?長引く足の痛みに注意

2025/07/26

こんにちは。 東金市のたんぽぽ整骨院です。今回は、「中足骨の疲労骨折」についてお話しします。 「なんとなく足の甲が痛い…」「歩いたり運動するとジワジワ痛む…」 このような症状が続いている方、それは中足骨(ちゅうそっこつ)の疲労骨折かもしれません。 中足骨とは、足の甲にある5本の細長い骨のこと。ランニングやジャンプ動作、長時間の立ち仕事などで繰り返し負荷がかかると、少しずつ損傷しヒビが入ることがあります。これが「疲労骨折」です。 疲労骨折の特徴は以下の通りです。 ・明確なケガの記憶がない ・痛みが徐々に強くなる ・押すとピンポイントで痛い ・休むと楽になるが再び痛む 特にスポーツをしている方、長時間立つ仕事、偏平足の方に多く見られます。 よくある部位は、第2中足骨(足の人差し指の骨)と第5中足骨(小指側)。前者は足のアーチを支えるため負担がかかりやすく、後者はひねり動作でダメージが蓄積しやすいのが特徴です。 足底腱膜炎や外反母趾と誤解されることもあるため、注意が必要です。 初期の対応には「PEACE & LOVE」の原則が有効です。 ・Protection(保護):患部を休める ・Load(負荷の再導入):痛みが和らいだら徐々に運動へ ・Education(教育):動作や靴の見直しで再発予防 レントゲンでは初期の異常が写らないこともあるため、痛みが続く場合はMRIなどの検査が必要です。 当院では、 ・足部の骨配列やバランス評価 ・足底アーチ・下腿の柔軟性確認 ・テーピング・インソール指導 ・歩行・姿勢改善 ・骨盤や背骨の調整 といったサポートで、根本改善をめざします。 「使いすぎと思っていたら骨折だった…」そんなケースもあります。 違和感を感じたら、我慢せずたんぽぽ整骨院にご相談ください。

かかとの打撲・骨挫傷に注意!長引く痛みには早めの対処を

2025/07/25

こんにちは。 東金市のたんぽぽ整骨院です。今回は、見逃されがちな「かかとの打撲・骨挫傷」についてお話します。 ジャンプの着地や階段を踏み外したときなど、かかとを強打してその後も痛みが続くことはありませんか? 単なる打撲だと思って放っておいたら、いつまでも違和感や痛みが続く…。そんな経験をされた方も多いはずです。 かかとを強くぶつけた際に考えられる代表的なケガが「打撲」ですが、それ以上に注意すべきなのが「骨挫傷(こつざしょう)」です。 打撲と骨挫傷の違いとは? 打撲は、外部からの衝撃で筋肉や皮下組織が損傷した状態。腫れや内出血、圧痛が見られます。 骨挫傷は、骨に小さなダメージが入り、内部で出血やうっ血が起きている状態。骨折ではありませんが、レントゲンには写らず、MRIでしか分からないこともあります。 骨挫傷は見た目の変化が少ないため、放置されやすく、痛みが長期化する原因にもなります。 こんな症状がある方は要注意! 歩くと“ズン”と重い痛みが走る 腫れているが、内出血が少ない 2〜3日たっても痛みが変わらない 朝の一歩目が特に痛い このような場合、骨挫傷や微細な骨折の可能性があります。 初期対応は「PEACE & LOVE」を意識! かつてはRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)が主流でしたが、最近では組織の自然治癒をサポートする「PEACE & LOVE」が推奨されています。 中でもかかとのケガでは、次の点が重要です。 Protection(保護):痛みがある間はかかとに体重をかけすぎない Elevation(挙上):腫れを防ぐために足を心臓より高く保つ Avoid anti-inflammatory(消炎剤の乱用を避ける):炎症は回復の一部であり、むやみに抑えるのは逆効果な場合も 過度な冷却やマッサージ、無理な運動再開は逆効果になることもあります。 たんぽぽ整骨院でできること 当院では、以下のような視点で症状を評価し、回復をサポートします。 足底・足根骨の状態を細かくチェック 足関節の動きと荷重バランスの検査 必要に応じて整形外科への紹介 再発予防のためのテーピングや運動指導 さらに、かかとの不調は姿勢や歩行全体に影響するため、骨盤や背骨の調整も含めたトータルケアを行っています。 「ただの打撲だと思っていたけど、なかなか治らない…」 そんな方は、ぜひお早めにご相談ください。たんぽぽ整骨院では、お一人おひとりの症状に寄り添い、早期回復と再発防止を目指した施術を行っています。